処方箋で薬をもらうのに保険証が必要な理由とは？

病院で処方箋をもらったら、その処方箋を薬局に持って行きます。
その際、薬局でも保険証の提示をお願いしています。
今回は、薬局で保険証が必要な理由や処方箋を受け取るまでの流れについてお話しします。

保険証の提示義務

薬局での保険証の提示は、健康保険法施行規則第54条により「当該保険薬局等から被保険者証の提出を求められたときは、当該処方箋及び被保険者証を提出しなければならない」とあるため必要です。
万が一、処方箋の記載内容が間違っていたり、保険資格が無ければ別で支払い義務が発生します。
当薬局でも保険証の提示をお願いしています。
保険証はマイナンバーカードでも代用が可能です。

処方箋の薬を受け取る流れ

薬局へ出向き、受付をしてください。
その後、処方箋の確認、調剤、薬の説明を行います。

受付

薬局へついたら、処方箋と保険証を提示します。
その際、お薬手帳や残薬などがあれば一緒に提示しましょう。
お薬手帳は確認のためですので、他の薬局のものでも構わないので提示するようにしましょう。

処方箋の確認

処方箋を受け取ったら、薬剤師の方でも処方する薬を確認します。
間違いなどがないかをしっかりと確認します。

調剤

薬剤師により、処方箋をもとに調剤していきます。
薬によっては時間のかかるものもあります。

薬の説明

薬が出来上がったら、患者様に対して、薬の説明を行います。
患者様がどのような薬を飲むのか、そして安心して服用できるように詳しく説明を行います。

まとめ

処方箋をもって薬局へ行く際には、保険証やお薬手帳など必要なものがあります。
特に体調がすぐれない時などは、必要なものをしっかりと準備して、スムーズに薬をもらえるようにすると良いでしょう。