処方箋の記載事項について
2021/12/23
「処方箋に書いてあることが、よくわからない」という方も多いのではないでしょうか。
今回は、処方箋の記載事項についてお話しします。
処方箋とは
そもそも処方箋とは、医師が患者様を診断し、治療に必要な薬の種類・量・服用方法などが書かれた書類です。
その書類をもとに、薬剤師が調剤します。
主な記載事項
処方箋には具体的に、患者様情報・病院側の情報・薬の情報・薬の調剤について分かれて記載されています。
患者様情報
患者様の氏名・生年月日・性別・保険者番号・被保険者証の記号と番号を記載します。
病院側の情報
処方箋を発行した病院の住所・保健医療機関コード・電話番号・医師の名前・交付年月日を記載します。
薬の情報
薬の品名・分量・用法・用量を記載します。
薬の調剤
後発医薬品へ変更可能かどうかの有無・調剤にあたっての指示などについて記載します。
処方箋の意味
処方箋を発行するのには意味があり、患者様にとってもいくつかのメリットがあります。
まず、薬の内容を自分で細かく確認できるというのはメリットといえるでしょう。
処方箋が発行されることで記録としても残るため、患者様の安心感につながります。
また、薬剤師が調剤するため、薬剤師の方でも薬の内容に問題がないかをチェックしてくれます。
まとめ
処方箋は医師と薬剤師だけが見るものでは無く、患者様にとっても重要な書類となります。
処方箋について分からない事があればお気軽にご相談ください。